台湾旅行 台北5日間⑦2日目・午前中いざ龍山寺へ!それから黄昏の街、剥皮寮
2日目の予定
剥皮寮
惠中布衣文創工作室
林本源園邸
逸馨園書茶坊
・・・全然眠れなかった。
でもなぜか目はぱっちりと冴えているという、旅行先ならではのこの感じ。
いつもなら二度寝するところをむくむく起きて行動開始!
午前中~お昼は 龍山寺 周辺と新北市の板橋にある 惠中布衣文創工作室 。午後は、台湾在住の友人と合流し、 林本源園邸 を散策した後、 逸馨園書茶坊 でお茶。その後は、台湾の保育園に友人の子を迎えに行き、友人と別れたら夜は永康街をぶらぶら。そんな予定です。
朝ごはんはホテルが用意してくれる食パンとジャム。のみ。
屋台にも行こうと思ったけど、気力が・・・(明日はバナナでも買いにいこうかな)。
そこそこ出発の準備ができたところで・・・
さて、Mをどうしよう。
Mとの出会い
昨日、もし、もし、はるがOKなら。無理しないで!でも、もしよければ、一緒に回りたいな・・・って言ってくれたM。
私は行ってみてもいいかなと思ったけれど、臆病になってはっきりとした返事はしていませんでした。
う~ん・・・と思っていたら、ちょうどMが。
勇気を出して・・・
は:昨日「もし」って言ってくれたけど、もしMがOKだったら龍山寺一緒に行かない?
M:もちろん!スペール!!私は15分後には出られるけど、はるは何時に出発したい?
は:(ん?M今起きた?15分で支度できるのかな・・・余裕をもって)10時半には・・・大丈夫?
M:もちろん!支度するね!
・・・30分後・・・
は:M-!行けそう?
M:わお!30分ぴったり。フランスだったら11時とかもっと12時とか・・・もっと・・・。さすが!行こう!
は:日本人だから・・・かな(ふだんのことは棚に上げて。そして、そんなことを言いつつもすっかり準備が出来て私を待っていたM。あなどれん)。
龍山寺へ出発です。
ホテルから龍山寺
徒歩2分
徒歩2分
龍山寺駅を降りて、公園のようなところを抜けていきます。
それから、結構交通量が多い通りを渡って龍山寺の中に。
(台北では歩行者信号が青でも、横断歩道でも、車・バイク優先です。行く前は半信半疑でしたが、お気をつけて!)
にぎやかで活気のあるお寺です。
色々な神様が祀ってあるので、日本人からしたら神社に近いかな。
まずはお線香を買って・・・と思ったら、1本なら無料でした。いただいたお線香に火をつけて本殿の前へ。昨日調べておいたお参りの仕方を片言の英語でMに伝えました。
だいたいを理解してくれたようで、いざ拜拜(ばいばい・台湾語でお参りのことです)!
終わったら香炉に移動し、お線香をお供えします。
本殿の裏も回ってみようということに。
あれ、まだみんなお線香持ってる・・・?
(拜拜スキルの低い私は帰ってきてから知ったのですが、どうやら神様をめぐる時はお線香を持って一柱一柱にお供えしていくようです。そのために有料のお線香は7本セットになっています。月下老人はお参りしたかったけれど、本殿だけで充分な私には結果的にはOKと思うことにしよう。Mごめん。)
なんだか微妙な気持ちになりながらも、お供えしてある綺麗なお花をめでたり、参拝するひとを眺めたり、(日本の修学旅行生もいた!)、楽しかったです。
途中Mとこんな話になりました。
M:日本人もこの神様を信じているの?
は:うーん。(昨日調べておいたこと!)その前に神様というより、うまくいえないけど守護神のような存在かな。カトリックの神様とはちょっと違うと思う。感覚的にはギリシャ神話の神様たちみたいな。
M:そうなんだ。はるは信じているの?
は:私は少しだけかな。宗教というより習慣なのかも。
M:そうなんだ!ちゃんとお祈りしてるから熱心なのかと思った!
は:そう?(昨日必死で調べたのお参りの仕方。知ったかぶってごめんよM。)
買っていこうかなと思っていたお守りが売り切れていたので、少しだけ滝のある前亭を回って出ました。
M:ぶたばっかりいるねー!ふふー!かわいい!
と春節のなごりなのか豚のねぶたみたいなものを撮影するM。
(台湾ではぶたはいのししの仲間という認識らしく亥年の今年は豚モチーフの飾りが台北市内にたくさんありました。・・・知らなかった!ちなみにいのししの飾りは私が見たところではありませんでした。)
Mも動画を撮影しきったので、龍山寺を出て剥皮寮へ。
龍山寺から剥皮寮
徒歩4分
門を出て左へいきます。途中は商店街のような感じになっています。
Mが撮ってくれました。
ここは清朝時代の建物が残る一角です。
紅いレンガの騎楼というアーチ型の歩道が見てみたくて予定にいれました(南禅寺の水路と言い、教会といいアーチ型好きです。)。建物なかにも自由に入れます。綺麗なお手洗いもあったので、とても助かりました。
少しアートの展示がある以外は、特に何がという場所ではなかったのですが、人もまばらで、ここだけゆったりと時間が流れていました。黄昏のまち剥皮寮。なんとなく懐かしい気持ちにさせてくれます。
特に、活気のある龍山寺をお参りしたあとには、ほっとできて私にはぴったりでした。
紅レンガの建物だけぶらぶらして終わってしまったのですが、奥に行くと 台北市郷土教育センター という場所があるようです。おもしろそう。次は行ってみようかな。
このあと、通ってきた商店街を散策したかったのですが(漢方のお店で入浴剤が欲しかった)、時間が押してしまいMと駅に戻ることになりました。
歩いているときMとは色々な会話をしました。
特に面白かったのは、日本とフランスでの日焼けの捉え方の違い(笑)。
聞いたことはありましたが、フランスで日焼けはステイタスなのですね。Mはなかなかうまく焼けないようで(透き通るような色白!)、バカンス明けに、どこにも行かなかったの?!と周りに心配されるようです。私からしたら綺麗な白い肌が羨ましいけれど。
駅のフォームでMと別れです。
彼女は特に今日の予定は決まっていなくて、これからお昼ご飯阿でも食べようかなと台北駅方面に帰っていきました。こういう気楽な感じがすきです。
次に向かうのは 惠中布衣文創工作室 。
まるでカラーチャートのような色とりどりの着心地のよい洋服たちが住んでいるところ。
たくさんの作品の中から自分だけの色を探しにいきます。