おゆるゆる紀行

どこかにゆるゆると漂って存在するのが目標。

台湾旅行 台北5日間⑨2日目・友人との再会!憩いの林本源園邸と濃厚なティータイムを逸馨園書茶坊で。

 
2日目の予定

龍山寺

剥皮寮

惠中布衣文創工作室

林本源園邸

逸馨園書茶坊

永康街

 

 

いよいよ楽しみにしていた友人との久しぶりの再会!

 

はりきって予定より少し早めに駅に到着。めずらしい(笑)。

この日はとても暑かったので(なんと28℃!)、我慢できず、駅のトイレでさっき買ったバルーンパンツに着替えました。

 

 

着替えて改札を出ると友人も到着していました。

おーい!・・・とたんに安心感が。

 

 林本源園邸 に向かう前に、お財布の中がすっかり空っぽの私はキャッシングを駅で済ませることにしました。待っている間でもよかったのですが、2人の方が心強い。それでもふたりであわあわしていると、後ろに並んでいた地元の方が声をかけてくれました。だめそうだったら、「こっちの出口の近くに銀行があるよ!」となんなら連れて行ってくれようとして。なんとか出来そうだったので、大丈夫と伝えましたが・・・やさしい!助けられてばかりです。

 

 

府中駅から林本源園邸

徒歩10分

 

台北駅から林本源園邸

MRT板南線・台北駅~府中駅 22分

徒歩10分

 

ナビには8分と出ていたのですが、気温28℃で交通量の多い商店街のようなところを抜けて行ったので、割と時間がかかったように感じました。なれない気候と睡眠不足で疲れが・・・と思っていたら到着しました。

 

歩いてくるだけでへとへとになってしまった私は一番見たかった池のある中庭に急ぎます。

入口からまっすぐ行って、汲古書屋という表示が指す方に向かえばすぐです。

 

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一歩足を踏み入れると、そこだけ時が止まったような、タイムスリップしてしまったような、そんな不思議な空間。すぐ隣が古びたマンションなのですが、それが逆に日常を想い出させて・・・ふと、お稽古事の先生のお宅に招かれたような気持ちに。少しの緊張感と日常と非日常が交じり合った場所。

 

友人も暑いのが苦手なので、ベンチもあるこちらで少し休憩することになりました。

 

学生の頃に戻ったみたいに話していると、他の来園者がまばらに通り過ぎていきます。相向かいには新聞を読んでいるおじいさん。やすらぐねー。涼しいねー。とおしゃべりする私たち。・・・まったり。しばらくの間、観光を忘れてその場所に浸ることができました。

 

園内の他のところを見てもよかったのですが、ここだけですっかり満足した私たちは 逸馨園書茶坊 へ向かうことにしました。

 

 

林本源園邸から逸馨園書茶坊

徒歩8分

 

ナビは少し大回りだったのですが、私たちは接雲寺と公園の間を抜けて、細い路地を通っていきました。

 

台湾の生活を身近に感じます。

 

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逸馨園書茶坊に到着。

 

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中に入ると、「ひとり200元以上注文」などの注意事項が書いてありますが、茶葉持ち込みでない限り大丈夫かと思います。(ここではお湯代を払えば、お茶屋さんで買った茶葉を持ち込んで飲むことができます。)

 

個室に通され、注文の仕方など簡単な説明を店員さんがしてくれます。

注文は部屋にある電話で。電話口で注文してもいいのかも知れませんが、日本語で注文したいと伝えれば店員さんが来てくれます。

 

しばらくすると店員さんがやかんとお茶セットを持ってやってきました。

部屋の中にはコンロがあって、やかんを温めておけます。

 

注文したものがすべてそろえば、もう私たちの空間です。

 

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お茶 金萱茶(200元)と翠玉烏龍茶(200元)。

お茶請け 黒糖の昔風お餅(60元)とあんこ入り冷たい生ロール(60元)

 

 お茶の味はまずまず(台湾烏龍が大好きで色々試したことがありますが、茶葉まで買って帰るほどではないかな)。写真の左側にあるピンクのものが、あんこ入り冷たい生ロール。ロールケーキを期待したのですが、お餅でした。味は苦手な柑橘系の香りがしてちょっと・・・と思ったのですが、なぜかクセになる不思議。そして確かにひんやりしていました(笑)。

お昼を食べていなかったのでお茶請け2つにしましたが、1つで充分かと思います。

 

お茶を飲み比べたり、近況報告の続きをしたり、観光の作戦を立てたり、ゆっくり話ができました。2時間以上の滞在でしたが、特に店員さんが様子を見に来ることもなく・・・気兼ねないのがいいですね!とにかくゆっくりできる。

 

お会計の前に奥の方を探検。

廊下にランタンもともっていて幻想的な雰囲気です。

 

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奥の方まで行ってわかったのですが、私たちが通された個室はまだまだ玄関に近いところでした。それくらい奥行きがあります。ファッション誌でしょうか?大量の雑誌も置かれています。

レトロな建物の中庭にある池、水音、鯉が泳ぐ水路・・・とても優雅ですが、地元の方の使い方は健康ランドさながら。奥は少し大きな個室があるようで、探検していると、にぎやかな話し声や子供がおもちゃで遊ぶ音が聞こえてきます。それぞれの思い思いの時間を過ごしているよう。

 

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お茶だけなら、サービス料10%で、ひとり250元ほど用意があれば大丈夫。(台湾烏龍なら4煎は楽しめるので、ご心配なく・・・でも台湾の物価としては高め?)

他の口コミを見ると、食事もすごくおいしい!というわけではないようなので、あくまでおしゃべりや雰囲気を楽しむところかなと感じました。お友だちと来て、旅の作戦会議を立てる・ガールズトーク・読書にはぴったり!の場所。私はというと、今度は夫とまた必ず訪れたいです!

 

そろそろ保育園のお迎えの時間が近づいていたので駅に向かいます。

 

茶芸館の周辺はこの地区で有名な板橋湳雅夜市がひらかれる場所です。私たちがお店を出た18時頃には開店準備が始まっていました。お迎えの時間もあったのと友人は夜市が苦手なので足早に通り抜けましたが、ゆっくりとお茶した後はここをぶらぶらするのも楽しそう。

 

逸馨園書茶坊から府中駅

徒歩10分

 

この後、友人と保育園に向かい、お家にお邪魔する予定だったのですが、友人の子が体調を崩したので、保育園まで一緒に行って解散となりました。

 

夜に予定していた永康街ぶらぶらを前倒ししようかなと思ったのですが、さすがに無理そう。ちょうどMRT板南線で乗り換えなしで行けるので、予定を入れ替えて信義エリアに行くことにしました。

 

 

 

林本源園邸 この旅行で一番のお気に入りの場所

地図(GoogleMap)

詳細(旅々台北.com)

前は入場無料だったらしいのですが、今は80元かかります。

気温が上がると蚊がたくさん出るので虫よけスプレー必須です。

林家花園でも検索してみてください。

 

逸馨園書茶坊

地図(GoogleMaps)

詳細(TripAdvisor)

 

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