台湾旅行 台北5日間⑮九份への所要時間と滞在時間 どのくらい?
4日目
鼎泰豊
和昌茶荘
いよいよ九份へ!
九份に行くにはいくつかの方法があります。
タクシー・電車・バス
・安く行ける
・乗り換えがない
以上の理由で私たちはバスを選びました。
ちなみにここで待ち合わせたのも九份行の始発がここ遠東そごう台北復興館から出発するためです。
和昌茶荘から鼎泰豊の方に戻ると、バスを待っている人たちの列が。とりあえず、バス停を確認して、先にお手洗いへ。
戻ってくると列に並ぶ人にしきりに話しかける男性たち。タクシーの客引きです。客引きがあるのは聞いていたので驚きませんでしたが、一組また一組と列は減っていきます。
少し待っているとバスがきました。
無事にバスに乗車し、友人と話していると・・・よ、酔いそう。信号で止まるたびに、車間がつまるたびに、がくんと。それにプラスして、お手洗いに行きたくなってきました。烏龍茶め・・・。酔いも尿意もがまんしようとしたのですが、停車するたびに「がくん」と膀胱にまで響いてくる。
結局、友人には申し訳なかったのですが、途中で降りることに。降りようと思った場所がたまたま松山駅だったことが不幸中の幸いでした。
無事にお手洗いを済ませ、またバス停に戻ってくるとタクシーの客引きが。ここではあまりお客さんが捕まらないのか結構しつこい・・・追い払いたいと思って「100ならなあ。」とつぶやくと「1人100元でいいよ!家が九份だから戻らないとなんだ。」と。友人は乗り気でしたが、海外のタクシーでいい思いをしたことがない私は・・・白タクだったら、でも、バスの運転の荒さ、途中下車に付き合わせて友人にも申し訳ないし・・・色々なことが頭をよぎります。
こうして私たちは松山駅からはタクシーで九份に向かうことになりました。
高速を降り、瑞芳駅を過ぎた後は山道で、これあのバスで来ていたらどうなっていたのだろうと恐ろしくなりました。高速でもどこでもびゅんびゅん飛ばすので(この運転手さんだけ?)、危機対応スキルやお財布と相談してですが、酔いやすいひとはタクシーの方がいいかも。
タクシーが九份老街の入口に到着しました。「高速乗るし、30分でつくよ!」とのことでしたが、実際は松山駅から45分ほどかかりました。
九份での私たちの作戦
帰りはタクシーさえつかまらないほど混むと聞いていたので、暗くなる前にこの写真の場所まで行って、
これを見たらすぐ帰る。以上です(笑)。
私が見てみたいなと思っていたお店は
是誠陶笛 オカリナのお店
阿柑姨芋円 台湾スイーツのお店
とりあえず、人の流れについて目的の場所を目指します。所狭しと色々なお店が並ぶ商店街。臭豆腐のにおいや杏仁の匂いが充満しています。途中、予定にはなかったのですが 九份茶坊 というお店に入りました。
九份茶坊
有名な茶芸館です。水音のする素敵な空間でお茶が楽しめます。お茶がいただけるだけではなく、たくさんあるショーケースには、薄く繊細な陶器に細い線で描かれた綺麗な絵柄の茶器が飾られていて、茶器の美術館という雰囲気。通りの喧騒から離れて、足やすめするのによさそうですね。
お店を出て、またメインストリートを歩くと開けた場所に出ました。ここ?と思ったのですがあの写真の光景は見当たらず。傍にあった台湾ひのきを取り扱うお店で聞いたところ、どうやら私たち通り過ぎてしまっていたみたい。(ここの台湾ひのきのオイルおすすめです!詳しくは●【我的お気に入り】5日間で買ってきたもの)
戻るとありました!人が吸い込まれていく路地が。
ここで雨が降ってきたので、準備しておいたレインポンチョを・・・あれ!?あれ!?手に持っていたはずの烏龍茶が消えています。思い当たるのは九份茶房。
急いでお店に戻ったらありました!同じようにロンドンで帽子を無くしたことがあったけど・・・台湾でよかった!相当焦っていたので、見つかった時はうれしくて、思わず店員さんにハグしてしまいました。優しい店員さんは「また来てくださいね。」と笑顔で見送ってくれました。次に来たときはここでゆっくりお茶しよう。それにしても・・・海外で置き忘れは大抵戻ってこないので、みなさんは私と同じ目に合わないようご注意ください。(日本ではないんだけどな・・・慣れない海外でずっと気が張っていて、ふっと抜ける瞬間があるのかも。)
戻ると路地の入口にすごい人だかりができていました。細い路地も人・人・人で埋め尽くされています。人ごみは苦手ですが、とりあえず行くしかない。
15分くらいかかったでしょうか。気が付いたらすっかり日が暮れていました。写真の景色が目の前に広がります。まだ少し青い夜空に紅い提灯がよく映えて・・・どんっ!・・・なんて浸っている暇はありませんでした。ここも人の波です。写真を撮るだけ撮って帰るしかなさそうです。
帰りも大渋滞。行きよりは進みが早かったですが、やっとのことでメインストリートまで戻ってきました。
帰りに是誠陶笛は見てみることに。(烏龍茶でお腹がたぷたぷだったので、阿柑姨芋円は行きませんでした。)
是誠陶笛
大きなものから小さいものまで、色々な形のオカリナが所狭しと並んでいます。これ本当に吹けるの?というものも。私が最後まで迷っていたのは、つぶらな瞳の象のオカリナ。とても可愛かったのですが、ミニマリストのMに感化された私は断腸の思いで購入には至りませんでした(次来たときは買っちゃうかも)。人は多いですが、オカリナの優しい音色が流れる素敵なお店です。
タクシーに乗ってまで来て、滞在時間は2時間ほど。
もうすでに混み始めていたので、帰りも結局タクシーで帰りました。
所要時間1時間
ひとり200元(800円)
帰りの運転手さんも運転は荒かったですが、無事に台北駅まで戻ってくることができました。
〜タイトルのまとめ〜
タクシー 1時間
45分くらいという情報も見ましたが、1時間くらい見積もっておいた方がいいです。とくに九份から早目に帰る場合、平日は帰宅ラッシュとぶつかるので、もう少しかかるかもしれません。台湾は一度信号につかまると長いです。
滞在時間
写真撮って、さっとおみやげを買って帰るだけなら、1時間で足ります。友人は2時間くらいでちょうどいいと言ってましたが、私は場所に浸りたいタイプなので全然足りませんでした。むしろ、せっかく時間をかけてここまで来たのに・・・悔し涙レベル。次回は十份と合わせて、1泊したいです。
期待していただけに反省も多かったぶらり九份。今回は一緒に来られなかった主人も九份には行ってみたいようなので、これが最後ではなさそうです。
九份茶坊
是誠陶笛
いよいよ明日は帰国。お土産の買い足しへ!
反省を次に生かすために・・・