ちょっと待って!それ本当にものもらい?【 私の体験記 】
季節の変わり目に弱いはるです。
先日、生まれてはじめて「ものもらい」になりました。
知らないで放置したら恐ろしいことになる!
と思ったので、今日はその時のことをお話しようと思います。
~ある金曜日の午後~
あれ?なんか目がかゆい。ごしごし。
いつも一時的にむずむずするくらいで治まるのですが、だんだん下瞼(したまぶた)が赤くなっていきました。かゆみもひどくはならないものの、治まらない。ほこりでも入ったかなと思い、帰宅後、すぐコンタクトを外しました。
これで治まるといいけど・・・
~翌朝土曜日~
朝起きて鏡を見ると…昨日より腫れてる!
下瞼(したまぶた)が赤くぷっくり腫れて、かゆみ→痛みに。まばたきするたびに目がごろごろして、目も開けにくい。
あれれれ…もしかして、ものもらい?
病院に行かずに治す方法はないかネットで検索。
腫れた目を心配する夫に「軽いものもらいなら薬局の目薬で治るらしいよ。目薬買いに行こうかな。」と言うと、「はじめてなったんでしょ?最初はとりあえず病院行ったら?」と言われてしまい、しぶしぶ近くの眼科へ行くことに。
眼圧検査、視力検査をして、やっと先生の診察です。
先生が光を当てながら、レンズみたいなもので目をチェック。
先生:「あー、霰粒種だね。マイボーム腺が詰まって炎症起こしちゃってる。」
はる:「さんりゅうしゅ?」
先生:「そう。霰粒腫。よく言うものもらいは麦粒腫(ばくりゅうしゅ)って言って、目が細菌に感染したものだけど、これは無菌性。でも、ちょっと厄介で治りにくいんだよね。」
はる:「は、はあ。」
先生:「1日4回の目薬2種類とぬり薬を処方するから。また、一週間経ったら見せにきてね。」
最後先生にぬり薬の塗り方を教えてもらって、診察は終了。
痛いこともされず、詳しく説明も聞けて、ほっと一安心。
信頼できる病院が近くにあるのは心強いです。
先生によると「ものもらい」には・・・
麦粒腫(ばくりゅうしゅ)
まぶたの縁のマイボーム腺や、まつ毛の根元の皮脂腺が細菌感染することで炎症が起こる。
霰粒腫(さんりゅうしゅ)
麦粒腫と違い細菌感染ではなく無菌性の炎症。脂分を分泌するマイボーム腺が詰まってしまうことで炎症が起こる。炎症が繰り返されることで肉芽腫(にくげしゅ)という塊ができる。
の2種類があって、私がかかったのは急性化膿霰粒腫だそう。先生によると、触るとこりこりして、芯があるような感じだと霰粒腫の可能性が高いそう。「治りにくいから、早く来てもらってよかった。」と先生に言われました。
ものもらいに種類があるなんて知らなかった・・・!
的確なアドバイスをくれた夫よ、ありがとう。
処方されたのは・・・
左上:レボフロキサシン点眼液1.5%
右上:ベストロン点眼用0.5%
下中央:酢酸プレドニゾロン0.25%眼軟膏T
ちなみにかかったお金は診察と薬代で1200円。(あとで、アイボンを買いに薬局に行ったのですが、ものもらいの薬は薬局でも900円くらいするみたい。)
幸い、治療4日目(火曜日)には痛みもなくなり、腫れも引きました。「コンタクトは痛みがあるうちはしないでね。」と言われたので、それまでは眼鏡で過ごしていました。
比較的治りやすい麦粒腫でも、化膿がすすんでしまうと膿を出すために切開することもあるそうです。自己判断はせずに、おかしいなと思ったら病院を受診することをおすすめします。
それから、病気になる前に予防することも大切ですね。
そういえば、最近忙しくてコンタクトのケアが疎かになっていた気もします。反省して、アイボンも買ってきました(笑)。使い始めると、さっぱりして意外にくせになる。
防腐剤無添加の為、開封後のベストな使用期限は1~2ヶ月が目安とのこと。迷ったのですが、大きいボトルでは絶対に使い切りそうにないので、小さいものを買ってきました。
コンタクトをしたままできるので、旅行にはいつもこれ。
たいてい海外は日本より空気が悪いので。
ものもらいで痛い思いをして、人間の情報収集は視覚が8割なんて話を思い出しました。
みなさんも目は大切に。