台湾旅行 台北5日間⑫3日目・午前 迪化街ぶらぶら~おすすめの歩き方
3日目
迪化街
金興發生活百貨
信義エリア→永康街
ひとりで気楽にショッピングと思っていたのですが、Mと過ごす時間も少ないことに気が付き、やっぱり誘いなおす(笑)ことにしました。そこで言葉の問題が・・・
考えた結果、メモに言いたいことを書いてMに渡すことに。
昨日はひとりでと言ったけど、やっぱり一緒に行きたいな。明後日帰国だから。
というようなメモを(寝起きの)Mに渡しました。
(昨日からの流れもなんか重たいし、気が引けると思ったのですが、せっかく旅行先で出会ったのだから、と意を決しました。)
どうかなと思いましたが、Mは喜んでくれて、一緒にお買い物に行くことに!
今日も15分で支度をして出発!
迪化街で行きたいお店は
林華泰茶行 …安くておいしい台湾烏龍茶
元太商行 …おいしいドライフルーツ
紅海棠 …お土産用プーアル茶
黄長生薬行 …効き目抜群漢方の入浴剤
小花園 …かわいい刺繍の靴
生行薬行 …漢方歯磨き粉とフェイスパック
林華泰茶行は迪化街から少しはずれた北にあるので、まずはそこに向かい、だんだんと南に降りていく作戦です。
私とMはまず台北駅北の台北車站(バスターミナル)に向かいました。バスターミナルのインフォメーションでバス停を聞いたのですが、待っていても全然来ない。検索してみると、別のバス停からも出ていそうだったので、諦めてそちらに向かいました。
無事にバスが来て、出発です。
事前にGoogleMapsに場所を登録していたので、すべてのお店をスムーズに回ることができました。
11時頃訪れたのですが、人もまばらで空いていました。平日だから?
予定にあった小花園はお昼休憩なのかお店がしまっていました。空港での両替もそうでしたが、海外では営業時間に注意ですね。
生行薬行で、店員さんが買ったものを準備しているとき、こそっとMが・・・
M:ねえ、はる。本当に信じているの?
は:え?信じているって?
M:これ。
は:ああ。漢方のこと?
M:そう!本当に効果あるの?大丈夫?
は:may be…
店員さんが英語出来ないことを祈るばかりですが、漢方などの東洋医学は欧米人にとって、私が思う以上に信用されていない不思議なもののよう。
これで迪化街での買い物は終わりです。
は:買い物一緒に来てくれてありがとう。昨日は、退屈させちゃったら悪いなともって、昨日は心配で。ごめんね。
M:やだー!かわいい!気にしなくていいのに。自分では行かないところだから、楽しかったし、いい経験になったよ。こちらこそ、ありがと。
うれしいこと言ってくれました。ハグつきで。「大変そうだから荷物持ってようか?」と気遣ってくれたり、この時も「買い忘れはない?大丈夫?」と聞いてくれたり、まるで彼氏のように優しいMのおかげで楽しく買い物ができま・・・
・・・ごめん、M!買い忘れあった!
翌日の朝、GoogleMapsに登録し忘れていた百勝堂薬行と昨日閉まっていた小花園、それから紅海棠に次の日の朝、訪れました。
到着したのは9時半頃でしたが、この時もあまり人がいなくてゆっくりとみられました。休日は混むのでしょうか?
目をつけていなかったお店もぶらぶら。トルコに行った時の反動から、客引きや呼び込みのないことに安心します。やっぱり、迪化街よきよき!
行ってみてわかった迪化街
今回私たちが歩いたのは迪化街一段という通りです。通りにぎゅうぎゅうに並んだ商店は圧巻!
日本茶などもわざわざ本社まで行って買うのが好きな私にとって、市場や問屋街は大好物で、購入したお茶やドライフルーツ、きくらげ、漢方の入浴剤は実際に使ってみてとても気に入ったので、(すぐにでも買い足したい!)そういったものが好きな方にはおすすめ。少しずつ今どきのお店も増えているようです。
(知り合った台湾人Yが言うには、迪化街は台湾の若い人はあまり行かないとのこと。行ってみると本当にそうで、観光客の年齢層も高い印象。日本の問屋街の無機質な感じと少し趣が違って、どの商店も店構えが豪勢です。でも、それが逆に古臭いといえばそうなのかも。)
おすすめの歩き方
今回の滞在時間はだいたい2時間くらい。たくさんのお店があるので、時間がなければ事前に行きたいお店を絞っていった方がいいです。有名な縁結びのお寺もあるので、そこを予定にいれるのもおすすめです。
私はというと、次に行くときは、林華泰茶行にもう少し時間をかけたい(工場見学もできるらしい)のと、お店を事前にリサーチしつつも、もっと偶然の出会いを楽しめたらなと思います。半日くらいぶらぶらしたい。
おすすめの交通手段
時間を節約したいならタクシーがおすすめです。特に私はホテルが台北駅近くだったので、結局、バスでもMRTでも微妙な距離でした。MRTなら北門駅から歩いていくことになります。
この時購入したものやお店の様子は別の記事で書けたらいいなと思っています。
午後も楽しいお買いものです。
台湾旅行 台北5日間⑪2日目・夜の作戦会議と一芳との出会い
疲れたー!早く帰りたいと思っていたのですが、1日目の悔しさを晴らすために行きたいお店がありました。
一芳(イーファン) というドリンクスタンドです。
使う素材はすべて台湾製というこだわりが魅力。一芳にはじめていくなら、定番のフルーツティー「一芳水果茶」をとの情報があったのですが、迷いに迷ってアイユイ(オーギョーチ)が入っている「中華愛玉檸檬」にしました(笑)。昨日のリベンジのつもりが・・・素直じゃないのが失敗する秘訣(笑)!
無事おめあてのジュースを買って、ホテルに戻るとキッチンにMがいました。
M:はるー!はーい!今日はどんな日だった?
は:歩き回って疲れたけど、久しぶりに友達に会って楽しかったよー!朝はありがとう!これ一緒に食べない?
M:これなに?
は:今日買ってきたパイナップルケーキ!アレルギー大丈夫かな?(裏の表示を見せる)
M:大丈夫そうだけど、本当にいいの?
は:もちろん!
M:ありがとう。
(箱は念のためMの目の前で開けました(笑)。)
は:Mはどんな一日だった?
M:はると別れてから、お昼ご飯食べてホテルに戻ってきたよ。それからずっとホテル。
は:そうなんだ。
M:こんなの作ってた!
は:え!Mが作ったの!?すごい!
Mはこの台湾旅行で取った動画を編集してビデオを作っているよう。カメラワークも自然で、映像にタイトルや音楽がついていて、本格的!これをYouTubeにも投稿しているらしいのですが、「全然すごくないよ。家族しか知らないの。」と謙遜していました。ビデオ作成は、家族や友人の記念日やサプライズに用意するために自然と作れるようになったとのこと。
それから、ふたりで地図や写真を見ながら、私も午後にあったことを話しました。
するとそこに・・・
Y:はじめまして!どこから来たの?
M・は:はじめまして。
M:私はフランスから。
Y:もしかして・・・日本人?(日本語)
は:そう!
話しかけてきたのは、Yという台南出身の女の子。現在就活中で、明日ここ台北で面接を控えていることと、明後日からセブ留学で知り合った日本人の男の子の台北案内をするということがわかりました。
Y:3人をどこに案内したらいいのかわからなくて!どこかおすすめある?
は:(そ、それより明日の面接は大丈夫なんだろうか←余計なお世話)うーん。今日、Mと行った龍山寺よかったよ。日本でも有名で。
Y:龍山寺ね!
M:私は中正記念堂がおすすめ!ほら!
・・・Mのビデオをしばし3人で鑑賞・・・
結局、私たちのおすすめにピンとこなかったのか、逆におすすめのお店を教えてもらうことに(笑)。でも、彼女が教えてくれたお店は私たち、特にMにはおしゃれ過ぎ・高級すぎるようで、Mの反応が正直すぎておもしろかったです。
そのあとに仕事のことなども話したのですが、Yは英語の他に日本語・スペイン語が話せるそう。日本語は、「日本語上手だね!」ってレベルではなくて、くだけた言い回しも、台湾人と知らなければ完全に日本人と話しているように感じるほど。とても優秀!本当は日本で就職したいけれど、一応台湾でも探しているそう。私が日本ならどこに就職したいのか聞いたら、「ホテルかスタバ!」と。「ええっ?!スタバ?!」とMはびっくりしていました。能力や希望は完全に上昇志向のY。これは未だ階級が色濃いといわれる欧米人には、なかなか理解できないところかも。
ゆるゆる生きている私にYはすごく刺激的でした。類は友を・・・ではないですが、大人になるにつれて、だんだん自分と差がない人が周りに増えていきます(公立学校のママ友はある意味突破口ですね)。同じ職場なら大体生活水準もパターンも似ています。楽なのですが、私はまだまだ抗いたいので、これもとてもいい出会いになりました。
ところで、今日はちゃんと途中でキッチンからラウンジに移動しました。Mもあの氷のような視線に気づいていたのね。
M:はる明日はどこ行くの?
は:明日はね、ここ!迪化街。古い町並みがあって、そこでお買いもの。
M:そうなんだ。もしよければ明日も一緒にいきたいけど。
は:うーん。
M:ひとりで行きたい?
は:そうだね。本当に買い物だけだし・・・明日は一人でいこうかな。
M:そっか。また夜会えるかな?
は:遅くなるかもしれないけど、きっと!
ごめん!本当はMと行きたい・・・今日一緒に回って、言葉が難しくってもなんとかなるということは証明されたし、楽しかった。
でも・・・色々な話を聞いたり、Yとのやり取りを見ていてわかったのですが・・・Mは結構なミニマリスト!Yの提案に対して、今夜もさらっと、ショッピングは好きじゃないし、ものを持つことに興味がないと言っていました。明日の我的爆買い(予定)をMはどう思うのか(笑)。私の旅行スタイル(詳しくはプロフィールを)だからしょうがないのですが、それをMにうまく説明する自信がない。
でもよく考えてみたら、4日目は九份で、5日目は朝早く出発。ほとんど話す時間がない・・・。
揺れに揺れる心。
こう書くとナイーブでまるで恋する乙女的ですが、少し違います。もちろん、Mは優しくて、相性もいいと思います。でも、これはYと同じで、私とは違うスタイルをもっているMをもっと知りたかったのです。別の世界をみるように、考え方などの論理的な部分、思考回路を知りたいという気持ち。一言でいえば、Mの世界をまだまたのぞいてみたかったのです。
また誘い直しとなるとそれなりのことを伝えないと・・・。
こうして夜は更けていきました。
買ったあとにまたやってしまったと後悔していたのですが、飲んでみてびっくり!おいしかったです!アイユイがプルンとしていて、檸檬がさわやかに疲れた身体に染み渡る。これで45元(180円)。きっと昨日の鵞鳥にはこれがぴったりだったはず。
1元4円で計算。
●台湾旅行 台北5日間⑫3日目・迪化街~永康街。手が痛いお買いものデー。
●Mについて
台湾旅行 台北5日間⑩2日目・ちょこっとお出かけ信義エリアと行ってわかった!モデルプラン
2日目の予定
剥皮寮
惠中布衣文創工作室
林本源園邸
逸馨園書茶坊
永康街→信義エリア
2日目の夜、友人と別れた後は永康街をぶらぶらする予定でした。でも、話の流れで、友人宅にお邪魔することになり、それも無くなったり、寝不足で歩き疲れていたり・・・MRT板南線で乗り換えなしで行けるので、3日目と予定を入れ替えて信義エリアに行くことにしました。
信義エリアで私が行きたかったところは・・・
誠品信義店
微熱山丘Sunny Hills 新光三越信義
あと、有名な台北101も少し見られたらいいかなくらいの気持ちでした。
MRT板南線・市政府駅で降りましょう。
グーグルマップでナビを設定してもどの出口から出たらいいのかわからなかったので
改札にいた可愛らしい3人組に助けてもらいました。高校生くらいかな?
スマホの画面を見せて、「ここに行きたいのだけれど・・・」と伝えると???という表情。
「あれ?ここ知らない?」と聞くと「知らない」と。
(台湾に何店舗かあるこの書店、日本の旅行ガイド・ビジネス雑誌などでも紹介されているのですが、実は台湾人の知名度低いかも?ちなみに友人の台湾人のパートナーも知らなかったのです。台湾人はあまり本を読まないとどこかの本で読んだような・・・)
だめかと思っていると、一人の子が「連れて行ってあげる!」と。
どうやらお店を検索してナビを設定してくれたようです。優しい!
5分くらい歩いたでしょうか。横断歩道を渡ればすぐというところまで連れてきてくれました。貴重な時間をごめんよー!ありがとうビューティスリー!多謝!
誠品信義店は、今、台北で一番知的な場所と言われている誠品書店のフラッグシップ店です。建物は地下2階から6階まで。私のお目当ての書店は2・3階。色々なお店が入っていますが、書店や図書館が好きな私にはやっぱり書店がおもしろかったです(本が他のものに押されちゃってるかなという印象はありましたが)。上の方の階にハンドメイドのお店が集まったところもありました。
さくさく。
地下にフードコートがあるので、そこで夕食をとることにしました。フードコート便利ですよね。シンガポールでも毎日利用していました。
選んだのは台南蚵仔煎。
たくさんお店があって目移りしたのですが、食べ終わった男のひとが店員さんと満足そうな笑顔で写真を撮っていたので(笑)、おいしいのかなと。
175元
野菜不足が心配だったので青菜を追加したのですが・・・八角が。麺も不思議な味。メインの牡蠣オムレツは味はまあまあだったのですが、ところどころに片栗粉の塊が・・・。魚のつみれのスープはおいしかったです。
百貨店や駅のフードコート、便利でなんとなく安心なので観光客にはありがたいのですが、友人が言うにはやはり屋台のほうが安い。そしておいしいみたいです。
次は 微熱山丘Sunny Hills 新光三越信義
誠品信義店から微熱山丘
徒歩7分
パイナップルケーキにはあまり興味がなかったのですが、試しに。
お店に行ってわかったのですが、本当に本当に、買うだけのお店だったので、時間のある人は試食も出来る本店をおすすめします。
滞在期間の短い観光客の私には、この誠品信義店は時間があったら来たらいいかなという感想です。信義エリアは街自体も整備されていて、とても素敵な場所ですが、観光客の私としては優先順位は低め。自分が駐在奥様で、日本の清潔感や統一感、日本食が恋しくなったら来るかも・・・かも。
誠品信義店
日本語の館内放送がありました。フードコートには日本のお店も入っています。
微熱山丘 SunnyHills 新光三越信義
1階インフォメーションのすぐ横。ぱっと買って帰るにはいいですが、それも空港で充分かも。
さて、2日目のまとめです。
行ってみてわかった!おすすめモデルプラン
龍山寺を参拝 → 剥皮寮周辺で街歩き → 林本源園邸 → 逸馨園書茶坊 → 板橋湳雅夜市
私は旅行に行くとついついご飯を食べそびれるのですが(観光時間増・非常食持参)・・・上のような流れで回ると効率がよくておすすめです。龍山寺駅周辺には、有名な胡椒饅頭のお店やタピオカドリンクのお店があります。そこで軽くお昼を食べて、お茶、夜ご飯は夜市なら経済的で健康的。それぞれの最寄駅はすべてMRT板南線。シンプルでわかりやすい!寝不足+疲れやすい私でも信義エリアも行けたので、夜にあと1か所予定を入れたりても大丈夫なはず。
台湾旅行 台北5日間⑨2日目・友人との再会!憩いの林本源園邸と濃厚なティータイムを逸馨園書茶坊で。
2日目の予定
剥皮寮
惠中布衣文創工作室
林本源園邸
逸馨園書茶坊
いよいよ楽しみにしていた友人との久しぶりの再会!
はりきって予定より少し早めに駅に到着。めずらしい(笑)。
この日はとても暑かったので(なんと28℃!)、我慢できず、駅のトイレでさっき買ったバルーンパンツに着替えました。
着替えて改札を出ると友人も到着していました。
おーい!・・・とたんに安心感が。
林本源園邸 に向かう前に、お財布の中がすっかり空っぽの私はキャッシングを駅で済ませることにしました。待っている間でもよかったのですが、2人の方が心強い。それでもふたりであわあわしていると、後ろに並んでいた地元の方が声をかけてくれました。だめそうだったら、「こっちの出口の近くに銀行があるよ!」となんなら連れて行ってくれようとして。なんとか出来そうだったので、大丈夫と伝えましたが・・・やさしい!助けられてばかりです。
府中駅から林本源園邸
徒歩10分
台北駅から林本源園邸
徒歩10分
ナビには8分と出ていたのですが、気温28℃で交通量の多い商店街のようなところを抜けて行ったので、割と時間がかかったように感じました。なれない気候と睡眠不足で疲れが・・・と思っていたら到着しました。
歩いてくるだけでへとへとになってしまった私は一番見たかった池のある中庭に急ぎます。
入口からまっすぐ行って、汲古書屋という表示が指す方に向かえばすぐです。
一歩足を踏み入れると、そこだけ時が止まったような、タイムスリップしてしまったような、そんな不思議な空間。すぐ隣が古びたマンションなのですが、それが逆に日常を想い出させて・・・ふと、お稽古事の先生のお宅に招かれたような気持ちに。少しの緊張感と日常と非日常が交じり合った場所。
友人も暑いのが苦手なので、ベンチもあるこちらで少し休憩することになりました。
学生の頃に戻ったみたいに話していると、他の来園者がまばらに通り過ぎていきます。相向かいには新聞を読んでいるおじいさん。やすらぐねー。涼しいねー。とおしゃべりする私たち。・・・まったり。しばらくの間、観光を忘れてその場所に浸ることができました。
園内の他のところを見てもよかったのですが、ここだけですっかり満足した私たちは 逸馨園書茶坊 へ向かうことにしました。
林本源園邸から逸馨園書茶坊
徒歩8分
ナビは少し大回りだったのですが、私たちは接雲寺と公園の間を抜けて、細い路地を通っていきました。
台湾の生活を身近に感じます。
逸馨園書茶坊に到着。
中に入ると、「ひとり200元以上注文」などの注意事項が書いてありますが、茶葉持ち込みでない限り大丈夫かと思います。(ここではお湯代を払えば、お茶屋さんで買った茶葉を持ち込んで飲むことができます。)
個室に通され、注文の仕方など簡単な説明を店員さんがしてくれます。
注文は部屋にある電話で。電話口で注文してもいいのかも知れませんが、日本語で注文したいと伝えれば店員さんが来てくれます。
しばらくすると店員さんがやかんとお茶セットを持ってやってきました。
部屋の中にはコンロがあって、やかんを温めておけます。
注文したものがすべてそろえば、もう私たちの空間です。
お茶 金萱茶(200元)と翠玉烏龍茶(200元)。
お茶請け 黒糖の昔風お餅(60元)とあんこ入り冷たい生ロール(60元)
お茶の味はまずまず(台湾烏龍が大好きで色々試したことがありますが、茶葉まで買って帰るほどではないかな)。写真の左側にあるピンクのものが、あんこ入り冷たい生ロール。ロールケーキを期待したのですが、お餅でした。味は苦手な柑橘系の香りがしてちょっと・・・と思ったのですが、なぜかクセになる不思議。そして確かにひんやりしていました(笑)。
お昼を食べていなかったのでお茶請け2つにしましたが、1つで充分かと思います。
お茶を飲み比べたり、近況報告の続きをしたり、観光の作戦を立てたり、ゆっくり話ができました。2時間以上の滞在でしたが、特に店員さんが様子を見に来ることもなく・・・気兼ねないのがいいですね!とにかくゆっくりできる。
お会計の前に奥の方を探検。
廊下にランタンもともっていて幻想的な雰囲気です。
奥の方まで行ってわかったのですが、私たちが通された個室はまだまだ玄関に近いところでした。それくらい奥行きがあります。ファッション誌でしょうか?大量の雑誌も置かれています。
レトロな建物の中庭にある池、水音、鯉が泳ぐ水路・・・とても優雅ですが、地元の方の使い方は健康ランドさながら。奥は少し大きな個室があるようで、探検していると、にぎやかな話し声や子供がおもちゃで遊ぶ音が聞こえてきます。それぞれの思い思いの時間を過ごしているよう。
お茶だけなら、サービス料10%で、ひとり250元ほど用意があれば大丈夫。(台湾烏龍なら4煎は楽しめるので、ご心配なく・・・でも台湾の物価としては高め?)
他の口コミを見ると、食事もすごくおいしい!というわけではないようなので、あくまでおしゃべりや雰囲気を楽しむところかなと感じました。お友だちと来て、旅の作戦会議を立てる・ガールズトーク・読書にはぴったり!の場所。私はというと、今度は夫とまた必ず訪れたいです!
そろそろ保育園のお迎えの時間が近づいていたので駅に向かいます。
茶芸館の周辺はこの地区で有名な板橋湳雅夜市がひらかれる場所です。私たちがお店を出た18時頃には開店準備が始まっていました。お迎えの時間もあったのと友人は夜市が苦手なので足早に通り抜けましたが、ゆっくりとお茶した後はここをぶらぶらするのも楽しそう。
逸馨園書茶坊から府中駅
徒歩10分
この後、友人と保育園に向かい、お家にお邪魔する予定だったのですが、友人の子が体調を崩したので、保育園まで一緒に行って解散となりました。
夜に予定していた永康街ぶらぶらを前倒ししようかなと思ったのですが、さすがに無理そう。ちょうどMRT板南線で乗り換えなしで行けるので、予定を入れ替えて信義エリアに行くことにしました。
林本源園邸 この旅行で一番のお気に入りの場所
前は入場無料だったらしいのですが、今は80元かかります。
気温が上がると蚊がたくさん出るので虫よけスプレー必須です。
林家花園でも検索してみてください。
逸馨園書茶坊
●台湾旅行 台北5日間⑩2日目・ちょこっとお出かけ信義エリアと行ってわかった!モデルプラン 執筆中
台湾旅行 台北5日間⑧2日目・自分だけの色を探しに。惠中布衣文創工作室へ。
2日目の予定
剥皮寮
惠中布衣文創工作室
林本源園邸
逸馨園書茶坊
惠中布衣文創工作室 はまるでカラーチャートのような色とりどりの着心地のよい洋服たちが住んでいるところ。服づくりに対しての鄭先生の考え方に惹かれて訪問します。すべてMADE IN TAIWAN なのも、旅行者にはうれしいところ。
龍山寺駅から
グローバルモールのシャトルバス 7分
徒歩 5分
Mと別れて友人に会うまで束の間のひとりの時間。
惠中布衣文創工作室へは、板橋駅で降りて、グローバルモールのシャトルバスに乗ります。
グローバルモールは日本のイオンモールを縦にしたようなデパートで、友人によると台湾ではメジャーな施設のよう。普通の路線バスもあるようですが、郊外でバスに乗るのが不安だったのと、買い足したいものもあった私には一石二鳥。
シャトルバスの時刻表は友人の台湾人パートナーが画像を探して送ってくれました(多謝)。
シャトルバスのバス停はMRTのすぐ上のバスターミナルではなく、2番出口(西)を出て、道を渡った反対側にあります。
しばらく待っているとシャトルバスがやってきました。
モールから乗ってきたお客さんが降りてから、挨拶をして乗り込みます。
7分でモールに到着。
帰りもこのバス停から帰るので、念のため時刻表の写真を撮っておきました。
バス停からアトリエへは商店街のようなところを抜けて、路地に入ります。確かにナビはここを示しているのですが、アトリエというより、誰かのお宅にお邪魔するような雰囲気です。
朝ホテルのスタッフに、「今日のお昼に日本人が行く」と予約の電話してもらったので、勇気を出してアトリエの中に入ります。
ニーハオ!
アトリエに入ると日本語を話せる店員さんが出迎えてくださいました。
(明るく流暢な日本語は大学の日本語学科で学んだそうです。)
上にスカートやワンピースがあると教えてもらい、まずはそちらへ。
洋服の種類(ブラウス・スカートなど)ごとに、棚に並べられています。
同じ色だと思ったものもよく見てみると微妙に色が違う!わくわく!
どうやって選んだらいいのか、果たして友人との待ち合わせに間に合うのか・・・不安になるくらい色とりどりの洋服です!
棚には値段とサイズと洋服の形が書かれた表示があるので、とても選びやすいです。
最初の案内以外、店員さんは放っておいてくれます。自分で探して、ひたすら鏡で合わせて試着する。この自由でおおらかな感じがとても気に入りました。
私の他にも、一所懸命試着するご夫婦が。台湾の方なのかなと思ったのですが、聞いてみると北京からということでした。
大きな鏡はひとつなので譲り合って試着します。
自然と生まれる連帯感(笑)。途中、ご主人が濃紫のチャイナ服を試着していて、あまりにも似合っていたので、思わず「それがいいよ!」と言いそうに。
私は最後の最後までピンクの色に迷って(着るうちに薄くなっていくだろうから濃い方にしよう!そうしよう・・・!)、結局購入したのは、旅行用にずっと欲しかった丈だけ違う同じ形のバルーンパンツ4枚(1枚2000元ほど)。割とこだわりの強い私は、ついつい同じ形で色違いっていう買い方をしてしまう。悩ましい限り・・・
お会計に降りると、お客さんでしょうか?奥のテーブルでお茶していました。
ほっこりしたいい雰囲気。
そうそう、このアトリエで購入すると2割引になります。
ただし、カードは使えないのでご注意を!私は手持ちが少なくお財布が空になりました(ひやひや)。
2割引はおいといて、とても素敵な場所なのでぜひ訪れて欲しいです。
購入したものの写真は感想なども含め後日談としてまとめようと思っています。
店員さんにお礼を言ってアトリエを後にし、急いでグローバルモールに向かいます。
アトリエでの滞在時間は1時間ほど(笑)。
グローバルモールでは、靴下と下着、小腹がすいたのでちょっとしたお菓子を買いました。アースミュージック&エコロジーなど日本でもメジャーなアパレルが結構入っている様子。綺麗なデパートで、もっと時間があればお土産も買いたかったのですが、バスの時間が迫ります。
惠中布衣文創工作室
クレジットカードが使えません。私が訪れた時は、日本語の話せる店員さんが出迎えてくれました。たまたまかもしれませんが予約をしていくことをお勧めします。試着室はないとのことなので、パンツを見に行かれる方はスカートで行った方が楽かも。
台湾旅行 台北5日間⑦2日目・午前中いざ龍山寺へ!それから黄昏の街、剥皮寮
2日目の予定
剥皮寮
惠中布衣文創工作室
林本源園邸
逸馨園書茶坊
・・・全然眠れなかった。
でもなぜか目はぱっちりと冴えているという、旅行先ならではのこの感じ。
いつもなら二度寝するところをむくむく起きて行動開始!
午前中~お昼は 龍山寺 周辺と新北市の板橋にある 惠中布衣文創工作室 。午後は、台湾在住の友人と合流し、 林本源園邸 を散策した後、 逸馨園書茶坊 でお茶。その後は、台湾の保育園に友人の子を迎えに行き、友人と別れたら夜は永康街をぶらぶら。そんな予定です。
朝ごはんはホテルが用意してくれる食パンとジャム。のみ。
屋台にも行こうと思ったけど、気力が・・・(明日はバナナでも買いにいこうかな)。
そこそこ出発の準備ができたところで・・・
さて、Mをどうしよう。
Mとの出会い
昨日、もし、もし、はるがOKなら。無理しないで!でも、もしよければ、一緒に回りたいな・・・って言ってくれたM。
私は行ってみてもいいかなと思ったけれど、臆病になってはっきりとした返事はしていませんでした。
う~ん・・・と思っていたら、ちょうどMが。
勇気を出して・・・
は:昨日「もし」って言ってくれたけど、もしMがOKだったら龍山寺一緒に行かない?
M:もちろん!スペール!!私は15分後には出られるけど、はるは何時に出発したい?
は:(ん?M今起きた?15分で支度できるのかな・・・余裕をもって)10時半には・・・大丈夫?
M:もちろん!支度するね!
・・・30分後・・・
は:M-!行けそう?
M:わお!30分ぴったり。フランスだったら11時とかもっと12時とか・・・もっと・・・。さすが!行こう!
は:日本人だから・・・かな(ふだんのことは棚に上げて。そして、そんなことを言いつつもすっかり準備が出来て私を待っていたM。あなどれん)。
龍山寺へ出発です。
ホテルから龍山寺
徒歩2分
徒歩2分
龍山寺駅を降りて、公園のようなところを抜けていきます。
それから、結構交通量が多い通りを渡って龍山寺の中に。
(台北では歩行者信号が青でも、横断歩道でも、車・バイク優先です。行く前は半信半疑でしたが、お気をつけて!)
にぎやかで活気のあるお寺です。
色々な神様が祀ってあるので、日本人からしたら神社に近いかな。
まずはお線香を買って・・・と思ったら、1本なら無料でした。いただいたお線香に火をつけて本殿の前へ。昨日調べておいたお参りの仕方を片言の英語でMに伝えました。
だいたいを理解してくれたようで、いざ拜拜(ばいばい・台湾語でお参りのことです)!
終わったら香炉に移動し、お線香をお供えします。
本殿の裏も回ってみようということに。
あれ、まだみんなお線香持ってる・・・?
(拜拜スキルの低い私は帰ってきてから知ったのですが、どうやら神様をめぐる時はお線香を持って一柱一柱にお供えしていくようです。そのために有料のお線香は7本セットになっています。月下老人はお参りしたかったけれど、本殿だけで充分な私には結果的にはOKと思うことにしよう。Mごめん。)
なんだか微妙な気持ちになりながらも、お供えしてある綺麗なお花をめでたり、参拝するひとを眺めたり、(日本の修学旅行生もいた!)、楽しかったです。
途中Mとこんな話になりました。
M:日本人もこの神様を信じているの?
は:うーん。(昨日調べておいたこと!)その前に神様というより、うまくいえないけど守護神のような存在かな。カトリックの神様とはちょっと違うと思う。感覚的にはギリシャ神話の神様たちみたいな。
M:そうなんだ。はるは信じているの?
は:私は少しだけかな。宗教というより習慣なのかも。
M:そうなんだ!ちゃんとお祈りしてるから熱心なのかと思った!
は:そう?(昨日必死で調べたのお参りの仕方。知ったかぶってごめんよM。)
買っていこうかなと思っていたお守りが売り切れていたので、少しだけ滝のある前亭を回って出ました。
M:ぶたばっかりいるねー!ふふー!かわいい!
と春節のなごりなのか豚のねぶたみたいなものを撮影するM。
(台湾ではぶたはいのししの仲間という認識らしく亥年の今年は豚モチーフの飾りが台北市内にたくさんありました。・・・知らなかった!ちなみにいのししの飾りは私が見たところではありませんでした。)
Mも動画を撮影しきったので、龍山寺を出て剥皮寮へ。
龍山寺から剥皮寮
徒歩4分
門を出て左へいきます。途中は商店街のような感じになっています。
Mが撮ってくれました。
ここは清朝時代の建物が残る一角です。
紅いレンガの騎楼というアーチ型の歩道が見てみたくて予定にいれました(南禅寺の水路と言い、教会といいアーチ型好きです。)。建物なかにも自由に入れます。綺麗なお手洗いもあったので、とても助かりました。
少しアートの展示がある以外は、特に何がという場所ではなかったのですが、人もまばらで、ここだけゆったりと時間が流れていました。黄昏のまち剥皮寮。なんとなく懐かしい気持ちにさせてくれます。
特に、活気のある龍山寺をお参りしたあとには、ほっとできて私にはぴったりでした。
紅レンガの建物だけぶらぶらして終わってしまったのですが、奥に行くと 台北市郷土教育センター という場所があるようです。おもしろそう。次は行ってみようかな。
このあと、通ってきた商店街を散策したかったのですが(漢方のお店で入浴剤が欲しかった)、時間が押してしまいMと駅に戻ることになりました。
歩いているときMとは色々な会話をしました。
特に面白かったのは、日本とフランスでの日焼けの捉え方の違い(笑)。
聞いたことはありましたが、フランスで日焼けはステイタスなのですね。Mはなかなかうまく焼けないようで(透き通るような色白!)、バカンス明けに、どこにも行かなかったの?!と周りに心配されるようです。私からしたら綺麗な白い肌が羨ましいけれど。
駅のフォームでMと別れです。
彼女は特に今日の予定は決まっていなくて、これからお昼ご飯阿でも食べようかなと台北駅方面に帰っていきました。こういう気楽な感じがすきです。
次に向かうのは 惠中布衣文創工作室 。
まるでカラーチャートのような色とりどりの着心地のよい洋服たちが住んでいるところ。
たくさんの作品の中から自分だけの色を探しにいきます。
わたしの旅について
もし私のブログが破片でもみなさんの旅行計画の参考になったら、どんなにうれしいことでしょう!
私自身も多くのブロガーさんの情報をいただき、勇気づけられたり、羨ましがったり、いつかは私だけの旅行をしてみたい!と憧れ続けてきました。
旅ブログを読んでいて気になったのが、それぞれのブロガーさんの経験値や能力などの プロフィール です。
その記事を
世界10周くらいしている人が書いているのか、初めて1人旅をしている人が書いているのか。
女性が書いているのか、
男性が書いているのか。
(あまり性別にこだわる方ではないのですが、国や宗教、治安によって、無視できないところです)
語学が堪能なのか、勉強中なのか。
それによって受ける印象が違ってくると思います。
私も記事を書くうちに、少しだけまとめておいた方がいいかなと思いましたので、気になる方はどうぞ!
せっかくですから、私ならもっと行けそう!・・・とか色々と妄想してください。
~今まで行った国~
夫とふたりで
フランス(パリ)・イタリア(フィレンツェ・ヴェニス・ローマ)
トルコ(イスタンブール・カッパドキア・パムッカレ・エフェス)
ひとりで 台湾(台北)
~語学~
英語
文法:どこかの大学には入学できるレベル
会話:スピーキング 中学1年生夏休みレベル
リスニング どこかの高校に入学できるレベル
フランス語
会話:あいさつに少し毛が生えた程度
訪れた国言語 あいさつくらいはできるようにしていく
~旅行のスタイル~
旅程
もともとあまり身体が丈夫ではないので、その場所に浸れるくらいの、ゆとりのある旅程を心がけています。旅行中体調を崩すこともあるので、目的地には優先順位があります。そこからこぼれたものは次回に~というかたち。
ホテル
身体のこともあるので、ゆっくり休めそうなホテルを選んでいます。スタッフが誠実でフレンドリー、清潔感があれば申し分なし。新婚旅行でも3星の経済的ホテルを選ぶタイプ。
食べ物
おいしいものは好きです。安全で、納得できる値段の、おいしいもの。高級店には縁がなく、現地のスーパーが大好きです。
旅行を全体的に見ても、ブログタイトル通りゆるゆる強めです。
きらきらした豪華なホテルには泊まらないし、かといってサバイバルもしない。
航空券・ホテル・現地の移動・美術館の事前予約、旅行前のホテルとのやり取り、旅程計画、パッキングは私の担当。個人旅行を崇拝しているわけではなく、仕事柄調べることがすきなのと、よくばりな性格のためです。資金に余裕があれば至れり尽くせりの旅行をしたい。
このブログの旅記事は、主に備忘録としての要素が強いです。楽しかった日々を忘れたくない。人生でいやなことがあった時に、あの時は楽しかったなと読み返す(笑)。自分のために書いています。人生に自己満足以外のものがあるのでしょうか。あったら教えてください。
それでも、少しでも、破片でも、どこかの誰かに何か届けばと思っています。
あまり予防線は張りたくないのですが、危ないひとを時々見かけるので・・・
これは私の旅で、みなさんは皆さんの旅をします。土壇場では、自分の力(情報の裏どりも)と、結局周りの人々の善意が頼りです。誰かが突き詰めすぎて、善意(やさしい気持ち)が無くならないよう日々祈っています。
ゆるゆる。